ChatGPTがあっという間に世間に広まり、それの活用方法やリスクに関する情報がたくさん出てきてます。
仕事がら、セキュリティ観点は言わずもながら、活用方法についてもキャッチアップしていく必要があり、日々いろんな記事を目にしてます。
AIツールが誰でも簡単に使えることができるようになって、多くの職種がなくなるのではないかと不安を煽るニュースもある一方、ChatGPTは間違えることもあるから選択/判断するのは人間である必要があるという観点もあり、落ち着かない状況です。
とりあえず、できることからやっていくしかないので、まずはそれらを使って何ができるのか、そして何に注意すべきかということを、自身の業務を通じて感じたことを記載します。
ChatGPTの業務活用
- 資料及びスピーカーノートの骨組み作成支援
→30%程度業務効率が向上 - リリースノートや英語記事の翻訳と要約
→記事やアラート情報をRSSでSlackへ通知してますが、RSS通知をChatGPTで要約させた後、Slackへ通知する仕組みを構築。記事を読む/理解する時間が70%程度早くなった - GASのコード生成とコードレビュー
→お恥ずかしながら、ソフトエンジニアスキルはほぼない情シスです。なので、ChatGPTにGASの先生になってもらって、要件をもとにコード案を作成してもらってます。
ここが非常に強力で、90%程度の業務効率が向上している実感
注意点
- WebUI経由の入力は機械学習対応となるため、機密情報の入力はNG
ただし、先日、学習対象とさせない機能が実装されたので、利用者側で選択可能
リンク先本文をそのままChatGPTに貼り付け要約してもらった内容が以下。
これを社内にも共有しましたが、記事を翻訳して要約して文章を作成する労力がほぼゼロでした。 - 無効時の会話はモデル学習に使用せず、履歴に表示されない
- 全ユーザーに提供、設定から変更可能
- チャット履歴無効時、30日間保持後完全削除
- ChatGPT Businessサブスクリプション開発中
- プロフェッショナル・エンタープライズ向けデータ管理強化
- 新エクスポートオプションでデータ簡単エクスポート
- 有料版(GPT4)と無料版(GPT3.5)では結構性能差がある
回答の精度と丁寧さ、質問への理解度が圧倒的に有料版の方が優れていると思います。
今後、有料版では画像入力も可能になるとのことで、$20/月で自分をアシスタントしてくれるなんて個人的には入らない選択肢はないかと思います。 - API経由で使う場合は1回あたりで受け取れる文字数(トークン数:約4000)に制限がある
API経由だと1回に送信できるトークン数に制限があるため、これを考慮して、フローを組む必要がある。今後、この制限が緩和されたら、さらに利便性が高まると思います。
最後に、話が脱線しますが、個人的にはStable Diffusionというtext to ImageのAIツールも非常に画期的だと思います。素人でも、頭の中で想像した絵を作成できるなんてすごいですよね。
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